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投薬により改善と悪化を繰り返してきた猫の炎症眼を手術的治療を
する機会があった。
委縮する方向に経過をたどる症例が多いのにこの子は増殖性変化を
繰り返し悪化時には痛み、心まで憂鬱な状態になっているようだ。
炭酸ガスレーザーで可及的に増殖するブドウ膜を切除していく。
ほぼ強膜と瞬膜のみ残して眼球内容を除去したのちPRF(多血小板フィブリン)を
自家血より作成したものを適度に水分吸収し
挿入して余剰組織を切除形成後に縫合して終了とした。
麻酔覚醒後には眼瞼の神経・筋肉が働いて自然と閉眼する形状になり
飼い主さんの満足度も高く安心して帰宅されることとなった。
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