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2017年10月21日 (土)

新生児眼炎からの瞼球癒着の形成手術

1歳弱のネコちゃんが避妊手術を受けるにあたって、幼少時期からの眼の不具合
 
同時に手術することとなった。

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瞼と眼球周囲の結膜やら瞬膜やらが一緒くたになって角膜とくっついている状態。

これは新生児眼炎から生じる線維性癒着であり、丁寧に顕微鏡をのぞきながら

癒着をそっとはがしていく地道な作業を続けていくときれいな角膜が現れた。

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治癒促進のためのお約束のPRP(多血小板血漿)を球結膜嚢内に注入して対側

も処置するが、こちら側の方が癒着がひどくて難航するが、瞬膜の形も整って無事

終了することができた。

 これで視野が広がって生活がしやすくなることだろう。

 

 

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