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2016年2月 9日 (火)

第11回 獣医再生医療学会

 早いもので今年も獣医再生医療学会年次大会があって、大阪の会場に参加して

きた。

 昨年は東京で貧血症の子の症例報告をしたがあれからもう1年経つのだから

なんだか年齢を重ねるごとに1年が早く感じてしまう。

 初日にヒトの脳梗塞の再生医療の特別講義が聞けてたいへん勉強になった。 

 受傷した場合、血液脳関門を間葉系幹細胞が通過して液性因子が初期の効果

を上げ、ゆっくりと最終的には神経細胞の再生に向けて効果を発揮していくよう

だ。 脊髄損傷でも同様の効果が上がっているという。

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 大学時代の同級生も北海道から駆け付けてともに勉強するのは何十年ぶりに

なるのだろうか。

 懇親会で多くの先生方と夢を語り合い、再生医療に希望を見出して明日の診療

をまたともに頑張ろうと大いに語らった。

 翌日トップバッターで症例報告しなければならない身だけど、ついつい進んでし

まい2次会にまで参加。 翌日なんだか勢いで発表のような感じもあった。

 今回はバイオマテリアルセッションで多血小板血漿(PRP)療法を報告した。

およそ8年間蓄積した臨床例と基礎的な所見がすこしでも報告できただろうか。

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 再生医療は細胞治療に目を奪われてしまいがちだが、こうしたバイオマテリアル

術が組織修復の場にある組織幹細胞や免疫担当細胞の賦活、そして細胞外

マトリックスの再構成等におおいに役立つことをもっと広めていきたい。

 この1年さらに技術に磨きをかけていきたいものである。

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