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2013年10月15日 (火)

腸管内糸状異物

 ネコのファーファーちゃん1才が数日来の消化器症状で受診。

頻回の嘔吐・腹部触診で腸管に異物があるための症状と診断、開腹手術となった

Photo Imgp2521_2

腸管の陰影が腹部中央に凝縮して「チリチリ」と集まっている。

こんなときはきっと口の中に糸がひっかかっている、と口腔内検査をしてみると

やはり舌根に緑色の糸があって、飼い主さんに見せると1-2週間前に遊んで

いた糸であることが判明。

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 糸に引っ張られて亀裂が入った腸管の箇所が6か所、糸を取るための切開が

3か所、と計9か所を縫合して洗浄、終了となった。

ながらく停滞していた腸管内容が下流で吸収されて毒血症となる恐れもあること

から術後も厳重な管理が必要である。

Imgp0229 Imgp0235

大分市のホルトホールという2か月前にできたばかりの会議場で大会があった。

大ホールで発表すると、緊張しながらもいい気持になっていく自分がコワイ。

 発表・勉強・同窓会・温泉と楽しい2日間があっという間に過ぎて病院に戻ると

上記の手術が待っていた。

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