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2013年8月12日 (月)

トイプーの股関節脱臼

 トイ・プードル3歳が飼い主さんと就寝中に朝起きてみると足がヘンになっていた

ということで来院した。

最初に行った病院で即手術が必要と言われて戸惑ってココに来てみたという。

 触診で右の大転子が内方に落ち込み、レントゲン検査をすると、尾内側に骨頭

が脱臼しているのが確認された。

Imgp0177

    (裏・表(左・右) 逆 )

就寝中に後足が外反しつつ強い外力が加わったことが想像される。

寝返りをうった飼い主さんの体重がかかったものだろうか。

 

 早速、麻酔下で股関節を用手にて復位させて股関節を中心に回転運動を強制

する。

 次にあらかじめ採血した自己の血液から多血小板血漿を作成して股関節周囲に

に注入して終了。

Imgp1898

 太い円靭帯や関節包は大きく損傷しているため治療のためには安静がいちばん

であることを飼い主さんにはじゅうぶんに伝えたはずだが、、、、。

 翌日の再診時には指示されたケージレストはかわいそうでしていないが、

すっかりふつうに歩けるようになって痛みもなくなった、という。

 圧倒的に多い頭外側の脱臼と違って負重のベクトルが再脱臼を来たす方向で

ないために安定的とはいえるが。

 

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