第44回 沖縄県獣医学会
およそ10年ぶりに沖縄県獣医学会において発表する機会があった。
日々の診療上の工夫やら葛藤を症例報告や臨床試験報告という形で報告する
ことは臨床獣医師の義務でもあり、自分の勉強にもなっていいことだ。
今回当施設から古瀬 拓先生の
「犬の脊髄損傷における間葉系幹細胞移植によって改善の見られた2例と
見られなかった1例」と
わたしの
「動物医療における多血小板血漿(PRP)療法の臨床応用」
の2題を発表した。
↑ 質問に的確に応える若い古瀬先生 ↑ 老骨に鞭打つわたし
日々の大切な症例のまとめからこのような発表ができることを動物と飼い主さん
に感謝したい。
ひさしぶりに県の先生方と歓談できて嬉しかったのだろう、ゴキゲンである。
もう28年もお世話になっている獣医師会で、このあと自分がどのように活動して
いけるか考えなければならない、など思いながらも美酒に酔いつつ夜は更けて
いくのであった。
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