前腕骨骨折 ラピスちゃんの場合 2
10月4日に前腕骨折でPRP挿入・髄内ピン固定・キャスティング固定の複合的
治療を実施したラピスちゃんの後治療を15日目の昨日実施した。
当初、骨折端が水平面でも垂直面でも斜め骨折となっていて、徒手整復では
乗っからないため、小切開創より極細の径0.6mm髄内ピンを挿入して、PRPゲ
ル充填とキャスティング材による外固定を実施したもの。
キャスト材を除去すると、旺盛な線維が増生してすでに骨化が進んでいるように
触診できるので、ピンを除去すると、十分な不動化が得られている。
写真でもピン刺入箇所の2センチ近位で太くなっているのがわかる。
なおキャスト材脱落防止のエラテックスが汚染しているのは小切開時の血液が
付着しているもの。
再びキャスティングして、あと2週間後には全て固定を除去しても良いころだろ
う。
天久教室に練習生が増えて賑わってきた。
昨日も幼稚園生から55才のオッチャン(わたし)まで23人が気合いの入ったけい
こで汗を流して楽しい練習時間があっという間に終了した。
指導の合間を見て師範 本間先生から約束組手の新しい技を直接教えていただ
いたりとてんこもりの内容であった。
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