ポメの前腕骨折 その後
リリーちゃんが骨折整復後に島に帰ってのち、初めての出張診療の日が来た。
受傷当初
離島ということもあって、受傷後3日目で処置するが、
おおむね良好に整復することができた。
本日8日目の再診時は
少し下方にギプスがずれていたが、着地可能で痛みもほとんどない様子である
ギプス解除して触診すると、線維性癒合が進んで、掌側方向へのたわみを少し
感じる程度でおおむね安定している。このあと化骨が一気に進んでくるだろう。
上下とも初診時よりキャスティングを短くすることで骨折端に負重刺激を加える。
台風4号と5号の合間を抜けてどうにか予定通り久米島診療出張ができた。
飛行機が少し遅れるも帰宅途中、一般部の練習開始時間に間に合った。
黒帯3名と白帯のわたしの4名というぜいたくな練習をさせていただくことになった
最短距離の防御・攻撃の考え方など、実戦に即したフットワーク・受け手・突き・
蹴りを学ぶ時、武器を持たない沖縄先人の優しさと強さに思いを巡らせる。
« 白血病ネコの治療 | トップページ | なぜか続く前腕骨折 »
「ペット」カテゴリの記事
- 股関節脱臼 ローズちゃんの場合(2019.01.17)
- 膀胱結石 ジョシ―ちゃんの場合(2018.12.15)
- 縫い針を飲み込んだパティちゃん(2018.11.29)
- フィラリア吊りだし手術 モーギーちゃんの場合(2018.11.09)
- 口腔内悪性黒色腫 イブちゃんの場合(2018.10.23)
コメント