光線温熱化学療法
コウメちゃん12才のネコが以前より経過観察中の乳腺腫瘍の治療を受けること
になった。
色素剤と抗ガン剤等を混和したものを腫瘍内に注入する。
局所温を測温しながら、ブロードバンドの近赤外線を照射する。
腫瘍細胞からヒートショックプロテインとがんペプチド複合体が放出され樹状細胞
を刺激し、リンパ球に対して腫瘍免疫を活性化させる。
それゆえ単純な外科切除より局所再発・転移の確率が低くなるようだ。
離島出張でクタクタオジサンになった翌日は夜間救急診療当番の日であった。
10件近くの電話相談を受け、終了間際にはネコの尿閉で麻酔下の処置をする。
3か月近く道場に通って持久力がついてきたのか、以前に比べて遅い時間まで
仕事を続けていても疲れを感じることが少なくなり、錬心館空手に感謝。
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