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2011年11月26日 (土)

ある日の治療風景

 

 13歳のチョコラブ、ジョンちゃんの呼吸速迫と足の腫れが肺性肥大性骨関節症

が原因であることが検査の結果わかった。肺野にゴロゴロとマスが見られる。

飼い主さんと協議の上、高濃度ビタミンC点滴療法と活性化自己リンパ球療法

組み合わせで治療していく方針となった。

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Bioniche社製の保存料の入らない高濃度ビタミンC注射剤を初回25グラム使用

した。

注射直後から元気になる個体が多いがジョンちゃんもすぐに大きな声で吠えるよ

うになってきた。

 一方で、顆粒球減少症だったテンちゃんの2週間ごとの酸化療法を実施する。

前回に引き続き、フォトセラピーを前回より血液量を2ml増やしてUVCに感作させ

る。

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 オゾンに比べて速効性があり効果の持続時間が短いと言われるが、前回から

2週間程度良好な状態が維持できている。

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