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2011年7月16日 (土)

顆粒球減少症へのオゾン療法

 この3月から顆粒球が減少してさまざまな体調不良が出ているビーグルのテン

ちゃんにオゾン療法を実施してみた。常に白血球数が2000~3000と低く、

リンパ球対好中球の比率の逆転現象が起き、危険な状態である。

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頚静脈より20ml採血。ドイツ Kastner 社のオゾン発生装置より40μg/ml濃度

同量のオゾンを専用のオゾン耐性シリンジにて採取。

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 オゾン用シリンジに血液を移行させて、全量オゾン用シリンジに入ったら

静かに混和してオゾンと血液を反応させる。

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 反応させた血液を再び採血したシリンジにかえして本人の血管に戻す。

この大量自家血オゾン療法(血液クレンジング)は骨髄にはたらいて造血幹細胞

と間葉系幹細胞の放出を促進する作用もあるので期待したい。かりに免役介在性

場合でも不適当な免疫事象を消去する作用もある。

 インターフェロン、インターロイキン、TNF-β、などのサイトカインの放出作用

イタリア・ボッチ博士らによって確認され、欧米ではC型肝炎患者等のウィルス感

染症にも適用れている。

 テンちゃんに必要なGM-CSFも血中濃度が上がることが証明されている。

 繰り返し実施することによって作用の増強が図られるという。

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 この装置は簡単にオゾン水を作ることもでき、動物病院でのさまざまな治療に

宝する械である。

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 (渡井健男著 血液クレンジング療法 2011.1.7 現代書林 発行)

 日本酸化療法研究会会長の渡井先生が一般向けに詳しく書かれた解説書で

わかりやすい。

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