直腸がん症例への温熱治療
2月8日に集学的治療を実施した直腸がんのシューシューちゃんが後治療として
本日、インディバ CRet System による温熱治療の施術をすることになった。
定期的な温熱治療により、下痢・血便などの症状が緩和され、QOLの高い生活
を送っている。
Resistive モードの棒状エレクトロードを術者自らの手に握り、術者の手指を
直腸内に挿入、粘膜面に接触させることによりハイパーサーミア療法を導く。
自分の人差し指表面が加温していくのが実感できる、これこそ究極の「手当て」
といえる。 もちろんゴム手をすると高周波電流が遮断されるため素手に限る。
20Wでは温度上昇が強すぎて10Wに設定しなおして良好なハイパーサーミア
を維持することができた。
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