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2011年4月19日 (火)

粉瘤

 

 5歳の超肥満チワワ、リボンちゃんの左前肢に腫瘤ができて長い。

極度の怖がり犬で、触診しようとする指に噛みつくので、麻酔下で確認することに

なった。

 肥満犬で短頭腫ゆえに挿管すら困難を極め、濃縮血小板血漿採材のための

採血も頚静脈の存在が確認困難と、非常に扱いにくい体である。

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 このままの肥満の身体に再度の麻酔を施術するのはよろしくないため、

一気に外科切除を試みた。被嚢化した腫瘤の中から豆腐のカス状物が出てくる。

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 濃縮血小板作成のために遠心分離をかけると、いちごミルク状の血漿である。

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脂肪分が創の癒合に不利ではないかと思われるが、PRPゲルを作って挿入して

みる。

 同時に測定した中性脂肪は400で、後に飼い主さんから聞き取りすると、

当日は絶食、 ふだんはボーロやらごはん、パンなど炭水化物の多給が判明。

足の瘤どころでないことを伝えて厳重に生活管理をしていただくことになった。

 

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