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2011年1月16日 (日)

直腸がんの温熱療法

 活性化自己リンパ球療法でしばらくおちついていた直腸がんの子がここにきて

症状ひどく、マイルドハイパーサーミアを実施することになった。

 腹部超音波検査では内腸骨リンパ節の腫脹は進行なく、肝臓転移ほかの問題

ないようである。

Imgp2843

 5本の電極の尖端をシリコンチューブ内に隠して病変部位に接触させてみる。

同時にインターフェロンγを粘膜下に注入してみた。

Imgp2847

 体表の腫瘍では65℃まで加温できるが、消化管内腫瘍ゆえに45℃、10分の

加温でようすをみる。

                        -

 外科・抗がん剤 (地域によっては放射線) の標準治療と免疫療法、温熱療法

などの複合的・集学的な治療を実施してもなお、がんを治癒させるというのは

われわれ小動物臨床家にとって困難な問題である。

 生活の質を長期間維持させる休眠療法的な考え方にシフトしていくことが、

動物のがんについても必要なのかもしれない。

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