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2010年11月19日 (金)

猫の乳腺腫瘍その後

 10月29日紹介の症例に大きな変化が起きた。

Imgp2048_2

 多発性に形成された大きな乳腺腫瘍。

数回のインターフェロン局所注入により細胞性免疫賦活をねらってある程度の減

積と右第3乳頭の発赤腫脹が消失してきた。

Imgp2268_2

 温熱療法の器械の導入を待って、実施してみた。

 通常65℃だが、広範囲に壊死脱落が生じるのを防ぐために45℃、10分間に

設定してみた。

Imgp2265_2

 比較的大きな腫瘍形成する乳腺内3か所のみに加温して、その後全乳腺内に

インターフェロンを注入してみると、

Imgp2365_2

 1週間後、指先にゴロゴロ触れていた腫瘍が触れないくらいに縮小している。

 

 今ある腫瘍細胞と血管に対しては細胞死と壊死作用を及ぼし、そこで産生され

熱ショック蛋白が細胞性免疫を活性化して、局所再発と転移を防ぐという合理的

治療方法と考える。

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