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2010年9月25日 (土)

猫口内炎 その後

 口内炎のネコのフジちゃんの細菌検査の結果が戻ってきた。

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 レーザー照射と自己濃縮血小板(PRP)注射による治療をする前に採材してお

いたぬぐい液から検出された細菌は、

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 やはりパスツレラ菌が出てくる。メチシリン感受性のブドウ球菌も検出される。

カリシウイルスの持続感染での口内炎に細菌の二次感染が起こることによって

さらに病態悪化している。

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 今後はこの結果に基づく投薬計画が立てられることになった。

                       -

 ちなみにパスツレラ菌は人獣共通感染症で、咬傷で仕事ができないくらいに手

が腫れ、呼吸器感染では難治の肺炎をきたす、など注意するべき感染症である。

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