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2010年7月13日 (火)

肛門周囲の腺腫

 先月中旬に前立腺腫大に炎症を伴ったものを検査、去勢手術したシュナウザー

14歳が今度は肛門から出血しているとの主訴で再び病院通いの日々が始まった

Imgp1030

 今日までにインターフェロンωを3-4日間隔で3回局所注射して、7時の位置の

腫瘍の縮小と出血点が枯れてきたことが確認できた。

 これまで床にポタポタ落ちていた出血がなくなったことを飼い主さんが報告してく

れる。

 ヒトのインターフェロンにはα、β、γが製剤として使用され、その抗ウイルス

や抗腫瘍効果を利用してC型肝炎などに臨床応用されている。  

 

 動物用として販売されているもののなかにネコインターフェロンがあって、これは

IFN-ωと分類され、能書では抗ウイルス効果のみ記載されている。

抗腫瘍効果を利用して10数年前の発売当初より腫瘍の症例にも使用し、とくに

固形がんに対して局所注射で適用することにより、縮小効果を数多く確認してき

た。中には容積ゼロになってその後再発を見ていない動物もいる。

がんの免疫療法のひとつとして当施設で多用している方法である。

Imgp0075

梅雨空に逆戻りの天気の中、羽地ダムの快走路を行く。

 

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