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2010年6月28日 (月)

多発性外傷の保護犬

 犬も猫もおおぜい飼っておられる飼い主さんが、道で行き倒れになっている中型

犬を保護された。

 2週間前の初診時には非常に一般状態悪く、すぐに外科処置することはためら

われ、内科的な治療に留めていたのだけれど、ようやく麻酔下での検査・処置が

できる状態になった。

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左下腿骨が折れて皮膚を突き抜けんばかりに変形していたものを、一部骨切りし

骨折端を合わせ、ピンニング固定する。

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「お約束」の濃縮血小板ゲルを骨折端に挿入してのちに縫合すると、骨癒合促

と細菌感染防止効果を発揮してくれる。

Imgp0881

もっとも簡単・迅速な固定方法を選択。負荷をかけてみるが、この固定法の欠点で

ある回旋などの問題は起きないようであるが、ギプス併用とする。

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背底方向もアラインメントは正。

Imgp0890

一見無傷の右足の動きが悪いので脊椎まで検査してみると、第2腰椎が圧迫

折していることが判明。幸い経過中排尿・排便困難は全くない。

他には左上腕骨の肘直上での骨折と下顎端の骨折あり、と悲惨な事故状況を

物語る受傷状態である。

フィラリア成虫も強陽性と出て、今後の治療が待たれる。

Imgp0057

お茶の直売所がないものかと探してみるが見当たらず、新芽の茶葉を横目に見

つつ次に移動した。

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