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2010年5月29日 (土)

立てなくなった犬の原因

 11歳の大型犬が昨日2-30分の散歩後に立てなくなったという主訴で来院し

た。

過敏な反応をする犬なので麻酔下で検査をすることを承諾していただき、チェック

してみると、

Image13

肝臓実質が暗い。これはうっ血していることが原因のことが多い。

さらに、

Image15

心臓の右側で房室弁の逆流があり、右心室腔も拡大している。

レントゲンでは脊椎症もなく後肢の異常も認められないし、筋肉が破壊されて出て

くる酵素活性値も正常であった。

この犬は心不全が原因で散歩直後に立てなくなっていたようだ。

麻酔をかけたついでにさらにチェックすると上顎の大臼歯が両側とも腐っている。

Imgp6501

右は歯根から歯肉にろう管形成している。

Imgp6510

左は歯冠が破切して露髄し腐食していた。

両側とも抜歯して麻酔終了としたが、愛犬との散歩を楽しみな日課にしている飼

い主さんの顔が思い出されて、如何様に説明するか思案にくれる。

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