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2010年4月17日 (土)

前腕骨変形癒合の症例

 

 9か月齢のパピヨンが、転落後前足を挙げたまま着かなくなったものを、離島と

いうハンディはあったものの、2週間程度放置してしまっていた。

 いまもまったく着地不可能である。

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 手根直上での骨折が疑われる変形と腫脹がよくわかる。

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伝達麻酔を施した後に、できるだけ整復を試みてのち、橈骨と尺骨それぞれの

骨折部位にPRPを注入した。骨なのに生木に針を刺すような感触であった。

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矯正的モールディングをかけて、ここまで直線状にした。

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かならずパッドを出して、早期より負重がかかるようにしている。

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成長板骨折であったが、整復後に前腕手根関節のアラインメントはさほど大きな

ズレはないので、このまま痛みもなく治癒に向かうだろう。

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終日挙上していた左前足が手術後には着けるようになっていた。

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 米軍演習場と隣り合わせで練習しているので、いつも砲撃の音など聞こえて

愉しさ半減の気分でいるのに、いつしかそれに慣れて麻痺している危険な自分

を感じる時がある。

 

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