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2010年3月18日 (木)

PRPのおかげです。

 

 前腕斜骨折で 無残にも手首の上がブラブラ状態だったイタリアングレーハウン

ドに キャスティング + プレゲルPRP併用した子が来院した。53日目。

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しっかりと跛行もなく走り回っている。

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アラインメントも良好である。次回避妊手術時にレントゲンを撮ろうとお話しする。

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 最悪の折れ方だったけれど。

 

 同日、ファンベルトインジュアリーのネコちゃんも来院した。

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 治療後19日目

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 PRP + 湿潤療法実施前の状態。

 以前なら皮弁形成術とかスポット状、播種様の皮膚移植などをしていたのだ

れど。

 いずれの症例も魔法がかかったようにきれいに治ってきた。

 PRPという魔法の効果はなんど見ても飽きることがない。

 

 PRPの中枢神経への応用をしている研究がないかと文献探しをしていると

中国の医師が研究していることがわかり、脳ー脊髄の外傷やアルツハイマーや

パーキンソン病のような変性性疾患にも応用可能と結んであった。

(The application of platelet-rich plasma may be a novel treatment for central

  nervous system diseases .  PMID:19767153  Shen YX  Soochow univ.  China )

 

 椎間板ヘルニアの保存的治療としてタイミングを見て自家PRPを注入する方

法の後押しになるが、実際は塩化カルシウムの替わりに自家トロンビンにて活

性化の代用にする (明海大学歯学部 申教授)、 などが安全かもしれない。

是非ともチャレンジしてみたい。

 

 新しい濃縮血小板の技術として、フランスの開業歯科医 (Dr.Choukroun) らが

開発した PRF (platelet rich fibrin) という技術がある。抗凝固剤なし、添加

なしで、ある条件で遠心分離することによって、成長因子が濃厚に含まれる

フィブリン塊ができ、PRPより骨増生能に富む技術であることがわかってきた。

1回の採血、1回の遠心で、添加剤もなくマトリックスと成長因子とバフィーコート

の細胞成分が含まれる塊が取れ、自己の材料以外何も含まれていない究極の

自己再生材料といえる。すべての器具が揃い次第 (といっても残るはプレーン

のガラス採血管だけ) 実施していく予定で、いずれここに紹介したい。

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 この冬は雨が多かった。 でかいバイクでマディーはつらい。

行きたい気持ちと以前に雨降り後にチャレンジして痛い目に遭った記憶が交錯。

今日は乗れていないので、ロクな結果は出ないだろうと、あきらめて帰宅する。

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