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2010年2月16日 (火)

放し飼いで交通事故に遭う

 

 一日中僚犬とふたりで放浪しているうちに交通事故に遭った、という。

まだまだ沖縄では多い話である。

 

 さて、動物を診ると、右後肢を挙上し、一晩排尿もしていないという。

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オスなので念のため尿路造影をしてみると、尿路系に損傷はないようで一安心

ある。膀胱が破裂していたり、尿道が傷ついたりも多くある合併症だ。

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右の骨盤の大きな骨である腸骨が折れている。ナナメに折れて前方に変位す

る。

恥骨・坐骨もそれに伴って折れている。腸骨の前方へのズレは1cm以内と小さ

かった

骨盤の箱型は保たれ、寛骨臼は保全されているので、観血的手術はせずに保

存療法となった。

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プレ・ゲルPRPを注入する箇所をマーキングしておく。腸骨翼中央から大転子

け2cmの位置へ注入したい。

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看護士さんに遠心後のPRPに規定量の塩化カルシウムを添加してもらい、

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骨折部位に向けて腸骨の上を滑らせるように針を進めて注入

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PRPを注入しておくと、癒合が格段に早くなるが、1-2週間は安静が必要

放し飼いは条例で認められていないのは当然として、よかれと思って放された

外界には交通事故、中毒、ハブ咬傷などなど、多くの災難が待ち受けている。

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