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2010年1月28日 (木)

耳介血腫

 

 ウェストハイランドホワイトテリアのアンディーちゃん12歳が耳を腫らせて来院

した。

 

 「耳介血腫」 といって、耳の皮下組織と軟骨の間に血が溜まってブヨブヨといつ

までも治らずに、次第に耳の軟骨が変形して固まってしまう、面倒な外科的疾患

である。 

 

 耳道内に炎症があって、掻いたり強く床面にこすったりしているうちに腫れてくる

ことが多い。 

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紫色に変色している部分に血が溜まっている。

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23ゲージの注射針で切開して、カンシで傷口を広げる。

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シリコンチューブを挿入して、排液を図る。下のガーゼにあるのは溜まっていた血

と凝血塊。

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暴れる子だったので麻酔下で作業をしたが、普段は無麻酔で行う。

麻酔をかけたので、ついでにノンゲルPRPを作成、創内に注入し灌流する。

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耳介内側中心に堅く丸めたガーゼを長軸全域において、先端からエラテックスで

巻いている。チューブから排液されるのでそこにもガーゼをおいてテーピングする

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耳を振るとスポッと飛んでいくことがあるので頚に一周させておき、エリザベスカ

ラー装着で終了。

1週間後にチューブのみ抜去して、さらに1週間後に全体を取る予定である。

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