肛門周囲腺腫の犬・その後
昨年12月3日に書いたブログで紹介した子が本日診察のために来院した。
フィラリアも寄生していて、初診時には心音と呼吸音を聞いて、たいへん心配し
たものだったが、イミトサイドと内服薬併用療法によりすっかり心臓・呼吸器も正常
の音に聞こえるようになった。
15分くらいの道のりを、歩いて病院まで息を切らせることなく平気でやってくる、
と飼い主さんも喜んでおられた。
さて、肛門はというと、
すっかり普通になって、手術後の痛々しくこの先どうなっていくのか? といった
心配はまったく不要だったかのようにきれいになっている。
写真がヨコになっているが、肛門周囲にいくつか腫瘤があった。
レーザーと電器メス併用による手術後。 このとき去勢手術も同時に実施した。
沖縄は不安定な天気が続いているが、昨日はあったかくて、こどもとゴルフレン
ジで半袖で遊んでいたが、今年の冬は沖縄にしては例年より寒いように感じる。
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