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2010年1月19日 (火)

こぶとりじいさん犬

 

 数年来の顔のコブに悩ませられている、12歳の柴系雑種のサム君。

 

 庭を自由に走り廻っているとのことで、調べてみるとフィラリア成虫がいっぱい

肺動脈内に寄生していることがわかったが、飼い主さんはコブを先に除去してほ

しいとの希望である。

 

 1週間心臓・肺によい薬を組み合わせて内服し、摘出手術を実施した。

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 手術前の毛刈が終了したあとだが、ここまで放置するなんて、という思いと、

獣医療ではよくあることだという、あきらめのような気持ちがないまぜになる。

 

 触ってみると異常に堅いので、線維肉腫かもしれないが、ヨシカワ先生の病理

診断を待たなければならない。近隣のリンパ節は腫れていない様子であるが。

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 炭酸ガスレーザーと電器メス併用で、大出血などして返り血を浴びることなく

比較的サクサク手術が終了した。

 あらかじめ採血しておいた血液からPRPゲルを作成して、皮下に挿入している

ところである。これで創の治りがグンとよくなるし、痛み痒みが減少するようである

 

 このあとは、フィラリア成虫駆除をすることで、長生きできるだろう。

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 沖縄でも冬の表情を見せる、野山、海、空。

 (10.2.29補筆) 

 

 フィラリア成虫駆除のイミトサイド注射2回目で来院した。すっかり男前犬に戻っ

サム君。

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