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2009年10月 8日 (木)

再生医療のこと

 先のブログに対して、専門家の方々からいくつか問い合わせをいただいた。

 

 小生の記事を読んでいただいていることに、恥ずかしさを感じながらも、熱心

問までくださることを本当にうれしく思う。

 

 さて、再生医療は、人工臓器や臓器移植の欠点を補って余りある、再生医学

生体に応用した画期的な先端医療であり、ヒトの再生医療の知見をわれわれ

獣医師は動物医療に応用させていただいている。

 今後は動物医療発信の新知見も出てくるのでは、と私自身大いに期待をする

分野である。

 

 当施設でも細胞治療、多血小板血漿療法などのサイトカイン療法、閉鎖湿潤

法、など再生医療の応用を日々実践して、10年前の当施設と比較してはる

かに動物と飼い主さんにやさしい医療が提供できているのでは、と思う。

 

 再生医療の実施には、細胞の分化と増殖、サイトカイン、足場(支持材料・組

織ー細胞外マトリックスともいう)、DDS(ドラッグデリバリーシステム)、などなど

の組織工学に必要な知識がると便利だ。

 

 そこで本の紹介をしてみたい。

 

 まず、大阪の岸上 義弘先生著 CAP誌で連載された 「獣医臨床に生かす

再生療」 のシリーズ。  

 

 わたしはこれで再生医療に目覚めてヘナチョコ獣医が再生された?

091008_002_2

 

 

CAP No.176 2004.2.1 チクサン出版社

 

 さらなる肉付けのために、京都大学教授 田畑 泰彦先生の本もいくつか読ま

いただいた。入門編として「再生医療へのブレークスルー」

091008_014_2

2004.11.10 発行      (株)メディカルドゥ

 

 再生医療とは違うが、それを助ける最小侵襲手術の技術については次の雑誌

が参考になる。

 091008_011

 

全日本病院出版会  この号は 2001.2.15 発行。

 

 この中にヒト整形外科の最小侵襲手術のひとつの方法として小切開エレバト

ウム(エレベーション)法の記載がある。

 

 この雑誌で整形外科領域での多くのヒントが得られた。

091008_008

 

 ヒトでも当然、治癒機転を温存する手術法の開発がされている。

091008_005

 

 

Eの図 の器具がエレバトリウム(エレベーター)

最小侵襲手術が実施できている。

経皮的ピンニングだろう。 

唯一、Cアームによる被爆が怖い気がするのだけれど。

 

 昨日は定休日。

台風18号がうまくかすってくれて、本土からの先輩と山歩きした。

091008_004

 ウッドローズ (バラアサガオ) 

このツルが生け花で、いい表情をかもしだすそうだ。

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