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2009年10月26日 (月)

両前肢骨折のチャ○ちゃん その23日後

 以前にここで紹介した、前肢を両方とも骨折してしまったポメのチャ○ちゃんが

本日検診にやってきた。

 

 ギプスのまま元気に走りまわっている、との飼い主さんのお話を聞いて、おうち

の様子が眼にうかぶようだ。

 

 ケージレストは指示しているが、様子を見ながら少しずつ遊ばせているかもしれ

い。

 

 全身検査をすると、この前から気になっていたのだが、7ヶ月になってもすべて

犬歯が残っているのと左下顎の永久犬歯が舌側へ偏心している。すでに

不整咬合になっているので、この矯正処置まで、今日実施しましょうと、お預かり

になった。

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初診時 (23日前)

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左肢 (向かって右) は小切開エレベーション法とPRP併用

右肢はキャスティングのみで整復・固定後

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本日、ギプス解除後、触診・他動しても化骨が充分でまったくゆるぎない。

レントゲン像でも充分量の化骨増生が確認できる。すでにリモデリングの準備に

まで進んでいるのかな、という、背側方の化骨の動きがある。

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 プレート法ではこの期間にここまで化骨ができることは期待しにくい。

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 左下顎永久犬歯の舌側の歯周をすこしエレベーションして、そこに乳歯の歯根を

加工してクサビ状に打ち込むことにより、頬側に矯正した。

撮影後にさらに深く打ち込んだ。

 獣医歯科では一度に矯正可能のために容認され、多用されている方法である。

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本日帰宅前のようす 軽いめのギプスになり、肢の着き方も、楽になっているよう

だ。あと1週間から10日後にはギプスが取れる予定。

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台風20号は去ったが、かなりの恵みの雨をもたらしてくれた。

きっと今ここは、チョー・マディ(方言ではない、とてもドロンコの意) だろう。 

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