« 活性化自己リンパ球療法について | トップページ | 動物医療の倫理 »

2009年10月13日 (火)

石の上にも三年

 おしっこに血が混ざる、という主訴で先月来院したジェ○ーちゃん。

8才で外飼いのおんなの子で、予防行為としては避妊手術のみ済んでいた。

 

 初診時に触診し、エコー検査をしたところ、膀胱内に巨大結石がある事が判明、

飼い主の主訴の「先月から」というにはあまりにも大きすぎる結石に、スタッフ一同

またかという思いに陥る。それにしてももっと早くサインは出ていたはずだが、、。

 

 毎日のことのように、起こる出来事にそういう類のことばは飲み込んでしまうと

う、よろしくない習慣ができつつある。

 

 医療経済最優先の家庭(家計?)環境のなか、費用対最大限の効果のために、

間の内服後に検査手術を一気にやらざるを得ない、というインフォームドコン

セントを経て、本日実施となった。

 

 検査で、やはりフィラリア成虫抗原強陽性、すでに肝機能も低下して、リスクの高

手術患者ということになる。

 

 だが、飼い主さんの第一希望は巨大結石をできるだけ早く取り除いて欲しい、

ということにつきる。

 

 麻酔を工夫し、手術時間の短縮に工夫し、これ以上工夫のしようがないほどに

全神経を集中させて、すばやく手術をやり終えた。

 09_10_13_008

表面が粗造で、常に膀胱粘膜が痛かっただろうに、と想像される巨大結石。

手術中いつからできたものやら?と考えているうちにふと、タイトルのことわざ

を思い出したけれど、 意味が違っていたか?と噴き出しそうになりながら、

膀胱2重縫合を急ぎ、手術を終了させた。

09_10_13_011

これはよくあることだけれど、取り出した結石を飼い主さんがテイクアウトする

ということで、脱色後写真撮影する間もなく、パック入りとなってしまっていた。

このあと、フィラリアの成虫駆除が待っているジェ○ーちゃんだけれど、とりあえず

日々の腹痛と残尿感からは開放されて、快適に過ごせるだろう。

091010_008_2

老骨にチャレンジ精神を燃えさせる赤土のステアー ホサナA・H近くのフィールド

登ったら下りられなければ帰れない、という基本を忘れてしまうほどに魅力的に見

えるので、病的である

この木のネッコがくせものなんだ。  ツルッ・ドテッ・ウググ、、、、。

このあと、筋肉痛が3日間ほど続いていた、、、やはり老骨。

« 活性化自己リンパ球療法について | トップページ | 動物医療の倫理 »

ペット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 石の上にも三年:

« 活性化自己リンパ球療法について | トップページ | 動物医療の倫理 »

2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
フォト
無料ブログはココログ