動物の口腔衛生
9月1日から3日までオキナワはお盆だった。
エイサーを踊る青年たちの力強さを前に、オキナワの将来を予見させるさまざま
な思いにとらわれた。保守の強いオキナワで4選挙区とも自民大敗、比例も負け
ての選挙後、初の旧盆で、戻られたご先祖様たちも、この世も変わったものだ、と
の感想をもたれて、ふたたびあの世に戻られたことだろう。
狭い私の業界の、ある一つの事柄だけでも国の無駄遣いを感じるくらいなので、
たしかに財政の再建で捻出可能な金額は出てくるのだろうが、マニュフェストどお
りの政策を実現していただいて、決してこれ以上子供たちに借金を背負わせるよ
うなことは避けていただきたいものだ。
イヌのスケーリングをほぼ毎日のようにする。
野生であれば、日々の採食行動で獲物の皮を引き裂き、内臓を引きちぎり、骨を
噛み砕く等々の行為そのものが歯の衛生行動になっているわけだが、飼い主か
ら調理・加工されたフードを与えられ、ほとんどのイヌが毎日のブラッシングの習
慣がない状況で、毎日、毎年歯石が沈着して歯周病を発症、歯槽膿漏になるケー
スが非常に多くみられる。何年も放置されて、遅い段階でこの処置をすることにな
って、処置中ほとんどの歯が脱落、抜歯せざるをえないという症例も多い。
子供の時からブラッシングの習慣をつけるか、もしそうでない時には、最低でも年
6歳のトイ・プードルのポッポちゃん かなり重度の歯石沈着である
1時間弱程度の作業でこのように歯石が取れて、きれいになった。
これでもう、お口もニオワン!
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