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2009年8月 1日 (土)

お尻の激痛

8月1日の診療日誌

 

 毎週いちばん忙しい土曜日だが、今日は出足が遅く、あれ?こんなにゆっくりさ

ていただいていいのかな?と思っている間もなく、バタバタと混みだしてきてアッ

アップ状態に。午前の診察が終わり、予約していた麻酔下での処置を2件終わ

頃にはすでに時計は2時を指していた。

 

 午後も一般診察の合間に麻酔下で確認しなければならない症例が2つあった。

そのうちの一つは肛門の下が腫れてきて、膿んでウミが出てきたという犬であっ

た。チワワなのにだるまさんのような肥満体であった。上から見ても横から見ても

ハバにほとんど差がないといえば想像しやすいだろうか。

 

 お話を聞いてすぐに肛門腺がはじけた(自潰)のであろうと確認しようとするが、

太った身体のわりには反応が早くすぐに攻撃態勢に入られた。病気そのものも痛

いが処置にも多少の痛みを伴うため、麻酔箱にての導入とあいなり肥満体ゆえの

危険防止のため気管挿管まで万全に整え、局所麻酔まで施されて洗浄してみる

と。

 

 完全に導管が閉塞し水流フラッシュでやがて疎通し、自潰した肛門腺もきれい

に洗浄された後に創傷治癒促進の外科材料を挿入して2糸ナイロン糸で縫合後

に終了した。

 

 洗浄時に多少われわれ作業者の顔を汚れた洗浄液がほとばしったが、労働者

としてはやむをえないところであるが、なにも若く美しい看護師さんの顔でなく、オ

ジサンのわたしの顔にかかれば良かったものをと思うがどこに飛んでいくかはそ

の時次第なのでこれもいたしかたないことなのであろう。

090801_001

カテーテルを導管に挿入してようやく生理食塩水が疎通したところ

090801_005

肛門腺を充分洗浄後に治癒促進外科材料を充填している

090801_007

縫合終了  医原的に(ひっぱったために)赤くなってしまった 白色ワセリンを塗

布する

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